自動車保険 等級ダウン

自動車保険の等級ダウン。

事故で保険を使ったら、等級が下がって保険料の割引率が悪化して、次の契約から保険料が高くなるという仕組みです。

等級ダウンについてたまに勘違いをしている人がいるので、等級ダウンにまつわる勘違いということでこの記事を書きたいと思います。

・事故をしただけで等級ダウンするという勘違い

知人などの話を聞いていて多いのが、「事故をすると等級ダウンする」という文面をそのまま「事故をすると保険を使わなくても等級ダウンする」と勘違いしている方です。

事故を起こしても、保険を使わなければ決して等級は下がりません。
なので、事故を起こしたけれど保険を使わず実費で対応したような場合には等級には影響なしです。

・事故で保険を使っても等級ダウンしないこともある

保険会社によって多少ルールが違う部分ですが、自動車保険にはもしも保険金の支払いを受けても、等級ダウンしない、通称「ノーカウント事故」という種類の特約や補償があります。

代表的なのは、人身傷害からのケガの保険金の支払いや、保険会社によっては代車特約だけを使う場合は等級ダウンなしの「ノーカウント事故」扱いになります。

つまり、保険金をもらったけど、次の契約以降で支払う保険料の割引率に影響が無いということです。

保険を使ったからといって、必ず保険料が上がるわけではないのです。


事故があった場合にお付き合いのある代理店に話をすると、ノーカウント事故だから保険を使いましょうと勧めてくれることもあると思います。

その際は、そういえばこういうルールがあったな、と思い出していただいて、せっかく加入しているので自動車保険の利用を検討されるといいと思います。

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